先月、今月、問い合わせが増えている、「Googleマップに写真投稿ができない」「レビュー投稿できない」「テキスト投稿ができない」問題についてこちらでご紹介します。
まず、Googleが先日アナウンスした内容で、「重複写真/重複テキストを投稿できない」というものがあります。今までは同じ写真やテキストを複数回投稿することが可能でしたが、公式にNGとなりました。
また、レビューや評価が投稿できないというケースも増えています。これは、
①一時的な不具合である場合はそのうち改善されます。
②スパム認定された。
初めてGoogleでレビューや評価を残したユーザーが、それ以降アクティブにアカウントを使わない場合、フェイクレビューであると認識されることも否定できません(本当のレビューであったとしても)。
もし、複数の正当なレビューが表示されない場合は、①の可能性が高く、Googleに問い合わせをお勧めします。逆に、特定のレビューのみが表示されない場合は、②のスパム認定されて表示されない可能性を考え、正当なレビューであればGoogleに問い合わせてみましょう。Googleへの問い合わせはGoogleビジネスプロフィールの問い合わせから行えます。問い合わせで全てが改善されるわけではありませんが、少なくとも、対応の仕方をアドバイスしてくれます。
さて、それでは、なぜ、上記のようなことが起こるのか、ここで、原点に戻ってみましょう。
そもそも、Google社には、「質の良い情報のみをユーザーに届けたい」という揺るぎない方針があることを理解しておく必要があります。それはGoogleマップ(Local SEO)でもSEOでも同じです。
従って、ビジネス側は、Googleマップを使用するときの前提として、「ユーザーに有益な情報を届けること」を意識した情報発信を行いましょう。そして、架空のレビューを書いてもらったり評価をしてもらうことは、それらが表示されないだけではなく、むしろ検索にもマイナスに繋がるリスクと隣り合わせであることを覚えておきましょう。Googleはユーザーの位置情報から、実際にビジネスを訪れたかどうかなどの情報も握っています。重複した写真やテキストが投稿できない理由も、同じ内容を何度も見ることをユーザーは必要としていないからです。
Googleマップに情報登録するときはユーザー目線で有益な情報を、クリーンに届ける。シンプルなルールで運用していきましょう。
因みに、レビューや評価をお願いする時に、星の数が多ければ良い(5に近い方が良い)と思い込んでいるケースも注意が必要です。
新規客が、Googleマップでビジネスを検索して、レビューを参考に実際にビジネスを訪れた場合に、現実とのギャップが多ければ多いほど、ネガティブな印象を受けて満足度の低下やクレームに繋がりやすくなります。あくまでも、「本日の正直な感想をお聞かせください。」といった自然なフィードバックを集めるよう心がけてください。星の数よりも、レビューや評価の数のほうが検索結果の上位表示に有利になることが多いです。★5つに拘らず、色んなフィードバックを受け取って、改善できるところは改善していくなど、より良いサービスの提供に努めていきましょう。
検索に有利なキーワードが散りばめられたレビューが最も有効です。また、評価だけの場合よりも、一言でもコメントを残してもらえた方が上位表示に有利なため、「今日の感想を一言でお願いします。」という頼み方でも良いでしょう。
MEO Marketingでは、上記のようなトラブルサポートも行っていますので、お気軽にお問い合わせください。